20:
2泊3日で旭川に帰省しました。
東京で送る日常とは比べ物にならないくらいゆったり進む時間。
変わらない家族や友達の笑顔に触れると、フッと心の緊張がほぐれます。
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北海道にいると、なぜか人の生き方に目が行ってしまうことに気づきました。
トーキョーの自分だと駆け足すぎて見過ごしてしまうような、他人の生き方。
ドライブの途中に農場の傍らにある小さな陶芸工房や
こだわりカフェなんかをよく見かけて、あぁ、ここにいる人たちは
心豊かな日々を送っているんだろうなあって勝手に想像してしまう。
彼らがどんな日常を送っているのか、ぜんぜんわからんのにね。
たぶん、自分が北海道で生きる人たちを羨ましく思っているからなんだろなあ。
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これから、自分がどこをホームにどういった人生を歩むのかは、まだ見当もつかないです。
今を過ごす東京にも、北海道には無い魅力がたくさんあるし。
ただ、東京にずっといると、たまに、なんとなく自分をリセットしたくなるんです。
自分の故郷は旭川であり、留学していたイリノイ州であり。
そんな場所で過ごして培われた価値観が、トーキョーの自分に、
もっと視野広げようや、なんて声かけてくる。
トーキョーの自分は、結構tunnel-visionedになりがちなもんで。
そんなときふと北海道に帰ると、いいもんです。
普段どんなにトーキョーの常識にどっぷり浸かっていたとしても、
別の場所にはまた違った常識があるということを実感することができる。
その気づきって大事だなって思った。
今しばらくはトーキョーの常識の中で突っ走ろうという覚悟があるからこそ、
たまにはスローダウンして、物事を広く考えるゆとりも持っていきたいなあと思います。
・・・とまあ、そんなことを脈略無く考えながらも、
大半をお酒とうまい飯と共に過ごした、充実の3日間でしたー。
バーベキューはやっぱいいなあ。
写真は、キャンプ後に友達がつれてってくれた、cafe good life.
cafeの建物から何から、全てオーナーの手作りなんだって。
オーナーご夫婦の表情に日々のゆとりがにじみ出ていた。朗らかで素敵だった!
またゆっくり訪れたいなあ。
あとカメラの電池はしっかり充電して行こう。。
(追記:good lifeについてはこちらでもっと詳しく紹介されてますよ~)
04:
けんたろー!!
わー!!けんたろー(>ω<)
かわいいおめめ!
ぺたーん。
めんこいおてて。ぷにょぷにょ。
むちむちあんよ。
すやすやー!
ゆりかごうごくの速いよ、もう。
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先月けんたろーが産まれて、そろそろ遊びにいけるとのことで、
日曜日に高校のいつものメンバーで、こにしファミリーのお宅を訪問しました。
もうけんたろーかわいすぎて、おれらずっと座って、いつまでもプニプニ、ニヤニヤ。
そんななか夫婦二人はうまいこと連携とってけんたろーの面倒見ながら、
手作りピザやパスタまで作ってくれて、しかもそのうまいことうまいこと。
エビマヨピザとか、バーベキュー味とか、つぎつぎ色々でてくるんだよ!!
あったかいこにしー。あったかいえっちゃん(と呼ばせてもらうことになったよ。笑)。
あったかいファミリー。そのホスピタリティに感動!
昼間から缶ビールもあけ。ぬくぬく楽しませてもらいました。
かさねがさねありがとー :)
夫婦でキッチンにたって、あれバーベキューソースでいためたらうまい、やら
マヨネーズがいいやら言っている姿を見て、「あぁ、ファミリーっていいなあ」って思い、
さらに、ああそうだ、おれはこれからがんばろう、って思いました(笑)
あ、あとテツの誕生日もおめでとう。
急造じゃないんよ。それなりには計画してたんよ。笑
01:
このところ、活版印刷に興味を持ちだした。
きっかけはふたつ。
最初のきっかけは、先日見に行ったラーメンズの公演「Tower」で受け取った一枚の紙。
good design companyが手がけるグラフィックには期待していったんだけど、
予想を遥かに超えてきた。なんだこのかっこよさは。
講演を見る前の、この紙を手に取った時点で得られた大きな満足感。
控えめで丁寧な装飾がほどこされた美しい紙。しずかな佇まい。
すばらしきぷくぷく。
なんという質感。
なんというエレガンス。
この紙は、平面RGBのWebデザインでは表現できないデザインが施されており、
とても興味深かった。ぷくぷくをずっとさわってた。
***
それからちょっと時間が経って、
Hanakoの秀逸号「東京カフェ案内」をぱらぱらめくってたところ、
アートディレクター佐野研二郎さんの連載で、活版印刷が特集されているのを見つけた。
これが、ふたつめのきっかけ。
そこには、名刺やはがきなどの印刷を手がけるお店「PAPIER LABO」が載っていた。
なんでも千駄ヶ谷にあるらしい。
活版印刷には興味があったものの、どうやったら作れるのか
全然知識がなかったので、この記事みつけてよかった。渡りに船!
さらに、記事内に在った、
「一枚一枚手作業で刷られたこだわりの名刺やカードには
作り手の気持ちがこもっているため、もらったら相手のことをもっと知りたくなる。
一枚の紙を介して、より深いコミュニケーションがうまれる」という内容の文章に、
うんそのとおりだなあと強く共感。
そうして、近々PAPIER LABOに行ってみようと思いながら、今日に至るのである。
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そういった話を今日飲んでるときmuteというユニットの海ちゃんにしたら、
TOWERの紙は、インクをつかわないで活版を押すだけで施す、空押しの加工だと教えてくれた。
海ちゃんは紙屋さんにいっては、あっちの紙触りこっちの紙触りして長居するほどの紙好き。
さらに、PAPIER LABO周辺の方々や活版印刷を出来る人とかたくさん知っているらしく、
いろいろなことを教えてくれた。
イラレのデータを活版印刷するには、レーザーで樹脂をけずったものをよく使う、とか。
人も紹介してくれるようで、なんだかとても心づよい。
てはじめにale+designのレーベルカードを作りたくなったので、また改めて相談してみよー。
こういうの自由に試すの、たのしいだろうなー!
あふれる好奇心!
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最後に一応触れておくと、紙だけではなく、ラーメンズの講演も最高だった。
名前の音感とモノの性質との関係性のくだりが特に。とても知的。
コバケンの、マシュマロはなんとなく「マ・シュ・マ・ロ」っていうかんじだろ?
「ボルボ」は「ボルボ」て感じだろ?とかいうのにふむふむ共感しながら、
その後の片桐のピンボケなたとえにあごがはずれそうになるくらい笑った。
キャンプの話も面白かったなあ。
2時間ずっとニヤケ顔のまんまだった。
また絶対観たいなあ。
29:
この前combineというカフェが良かったーというエントリーを書いたところ、
行ったことある!とか、行きたいと思ってた!とか、よさげー!とか、
いろんなフィードバックをもらって、何だかとても楽しい。
ブログっていいな。
そんなこんなで、本日うきうき仕事中、おっ!っと思う瞬間が。
Tokyo Girls Collectionが気になって、ちょっと調べたときにたまたまクリックした
ファッションブランドsnidel(追記:2009/8/6現在、別シーズンになったのでリニューアル済。)の
ホームページを見ていたときのこと。
おっ、かわいらしいページだこと。
あれ、なんか見覚えある本棚とソファの並び。
あれっ!?
combine!!!
フランスで活躍中の要さんから、combineに毎日行っている
ファッションフォトグラファーの友達がいるって教えていただいた。
もしかしたらその人が撮影したのかなあ?とかって思いを張り巡らしながら、
一人でテンションあがっていた火曜日の昼下がり。
***
snidelのサイトの写真、乾燥した空気感がすてき。
なんだかロスに行ったときのことを思い出した。
Web Design的にも、細かい動きとか、画面切り替え時のアニメーションとか、
配色、質感、タイポグラフィとか、いちいちかっこかわいい。
細部にまでこだわりが感じられる楽しいサイト!
http://www.snidel.com/