designtide tokyo 2009
土曜日に、ミッドタウンで開催されているDESIGNTIDE TOKYO 2009を見に行ってきました。
このまえwebsiteを公開したmuteの展示は大盛況のようで、
色々な方面からの反響が集まってきている様子。
いいモノづくりをし続けている二人が、素晴らしいチャンスをつかみ取ろうとしてます。
二人とも、とても自信に満ちた表情で応対をしていて。
これを機に、二人が世にでていってくれると、自分としてもこの上なくうれしいです。
muteは、こんなに素晴らしいプロダクト作るユニットです。↓
シンプルな構成、十分な機能性、そして美しい佇まい。
tie: 一冊掛けのマガジンラック
本の重みだけで、どんな本でもうまくひっかかってくれる。
秘密はゴムのコーティングだそうな。
till: ひっかけたり置いたり、いろいろ便利
これも、台の部分がゴムですべりにくくなってるなど、良く工夫されているなあと感心。
ゴムと金属の組み合わせも、デザイン的に鈍くなってないというか、一体感があるというか。
apollo: 着脱可能なランプシェードの照明。
一枚の丸をひねることで作られるシェイプを活かしたランプシェード。
皮革、金属、フェルトなど、いろんな素材感を楽しめる。
ひいき目でもなんでもなく、どれも、とても素晴らしいプロダクトだなあと思いました。
特にtieは、みんなが煩わしく思っているであろうことをシンプルな方法で解決してて、
自分の中でとても大きなインパクトがありました。
本当に欲しいと思うモノって、なかなか無いけど、ほんと、全部かっこいい。
部屋に来たことある人はわかるかもしれないけど、完全に自分の好みとマッチしてるのです。:)
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他に面白いなと思ったのは、Phillip Donさんの、本棚と一体化した机。
実用性もあるし、飾りとしても面白いし、使う人の発想で色々使い方がうまれそう。
3-1 designさんの文房具あれこれもとてもインパクトがありました。
ホームページにきれいな写真が載ってます。
おきあがりこぼしのような鉛筆や網の目に広がるテープは目からウロコ。
素材の知識と、それをモノに落とし込む応用力がすごいなあと思いました。
面白い発想もあるものだなあと。
あと、倉本仁さんのRock vaseという花器は、剣山の形状がデザインされていて面白かった。
花を挿したときの佇まいも、花器からこもれるカラフルな光もとてもきれい。
あと、marketの方にあったのでよかったのは、
Normal Timepiecesの時計。
要素を限界まで引き算していて、シンプルでかっこよかった。
買いたい衝動が走るも、時間を置いて考えよう・・・とひとまず退散。
たっぷり時間をかけて全てのブースを回りましたが、
面白い発想のものがいろいろあって、勉強になるわ、刺激をうけるわ。
本当に楽しい、洗練されたイベントでした。
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この日は他にも、MIDTOWNのdesign touchの一環で行われていたIDEOの展示もみてきました。
IDEOの体系だったデザインプロセスは勉強しておいたほうが良さそうだなあ。
この週末〜火曜の祝日にかけては、神宮外苑ではTokyo Designers Weekも行われているし、
他にも、good design exhibitionや、21_21でやってる深澤直人さんと藤井保さんの展示会とか、
青参道アートフェアとか、デザイン/アートの催しものが盛りだくさん。
まさしく芸術の秋ですねえ。
火曜日も祝日だし、またいろいろ巡ってみてこようかなーと思います。
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